サプライズはやはりある? 森保監督へE-1選手権「招集メンバー26人」推薦状、MF&FWに大胆人選

足元の技術に定評のある横浜FMの高丘陽平を抜擢

【GK】
西川周作(浦和レッズ/36歳)
高丘陽平(横浜F・マリノス/26歳)
谷 晃生(湘南ベルマーレ/21歳)

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 W杯アジア最終予選のプレーを見ても、正GKは権田修一(清水エスパルス/33歳)で決まりだ。となると、不測の事態に備えるベテランGKと、今後の伸びを期待したい若手GKを選んで試すことが必要となる。

 ベテラン勢で日本代表の経験があるのは西川周作と東口順昭(ガンバ大阪/36歳)。ともに森保監督に招集された経験があるものの、2019年3月以降は代表から遠ざかっている。

 それでも、試合に出たとして大きくブレないところは安心できるだろう。今回は6月18日に復帰したばかりという東口のコンディションを考えて西川をチョイスした。

 GKは谷と大迫敬介(サンフレッチェ広島/22歳)が枠を争っているが、7月6日までの谷の被失点率(失点数/被シュート数)が0.10点(19/185)、大迫が0.12点(14/117)ということを考慮して、谷を入れている。

 また、年齢構成として20代後半がいないというバランスの悪さがあるので、村上昌謙(アビスパ福岡/29歳)、石川慧(ガンバ大阪/29歳)、前川黛也(ヴィッセル神戸/27歳)、高丘らを候補として考える。その中で、森保監督が求める足元の技術に定評のある高丘を選んだ。

森 雅史

もり・まさふみ/佐賀県出身。週刊専門誌を皮切りにサッカーを専門分野として数多くの雑誌・書籍に携わる。ロングスパンの丁寧な取材とインタビューを得意とし、取材対象も選手やチームスタッフにとどまらず幅広くカバー。2009年に本格的に独立し、11年には朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平壌で開催された日本代表戦を取材した。「日本蹴球合同会社」の代表を務め、「みんなのごはん」「J論プレミアム」などで連載中。

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