今夏注目銘柄のユーベDF、家族のSNSがフォローしたクラブに注目 「大きなヒントを与えてくれたかも」
デ・リフトの父と妹が相次いで独1部バイエルンのアカウントをフォロー開始
イタリア1部ユベントスに所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフトは、今夏の移籍市場でイングランド1部チェルシーやドイツ1部バイエルン・ミュンヘンから関心を示されている。2024年6月でユベントスとの契約が満了する22歳のDFの去就は、連日のように話題となるなか、英紙「デイリー・エクスプレス」は家族のSNSアカウントの動きに注目した。
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オランダ1部アヤックスの下部組織出身のデ・リフトは、2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で、現FCバルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングらとともに、アヤックスのCLベスト4進出に貢献した。その活躍が評価される形で、2019年夏には移籍金8550万ユーロ(約118億円)でユベントスに加入した。
これまでユベントスで、公式戦117試合に出場して8得点3アシストを記録したデ・リフトは、クラブから契約延長オファーを受けているものの、移籍に前向きだと報じられてきた。
今夏、契約満了に伴い、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーとデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが退団したチェルシーが、獲得に向けて動いていたことが伝えられていたが、ドイツ王者バイエルンも獲得レースに参戦。ドイツでは、すでにバイエルンと選手が個人契約に合意したという報道も出ていた。
そうしたなか、英紙「デイリー・エクスプレス」は、家族のSNSアカウントをチェック。そして「マティス・デ・リフトの父は、彼の息子が来シーズン、どのクラブでプレーしているかについて、大きなヒントを与えてくれたかもしれない」と、報じた。
デ・リフトの父であるフランク・デ・リフト氏は、自身のツイッターでバイエルンをフォロー。さらに妹も同じようにバイエルンをフォローしたという。現在、バイエルンのCEOを務める元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏は、「私たちは現在の最終ラインのクオリティーに満足している。だが、リーダーシップ、存在感などで向上できる余地はある」と、守備のテコ入れについて言及していた。
イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニの退団に伴い、彼の後継者としてデ・リフトを考えていたユベントスは、1億300万ポンド(訳168億円)に設定されている契約解除金の満額を要求しているとされる。家族の動きから、バイエルンとの交渉に進展があったことが有力視されるデ・リフトだが、今夏の移籍市場で新天地を求めることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)