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アーセナルの相次ぐ補強失敗は“ケチ”だから? 獲得を狙ったユベントスFWも残留を決断
マンジュキッチ獲得の可能性も消滅か
移籍市場での苦戦が続くアーセナルが、今度はFWの補強に失敗してしまったようだ。イタリア紙「トゥット・スポルト」は、アーセナルから獲得オファーを受けていたユベントスのクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチが残留を決断したと報じている。
ユベントスは今夏の移籍市場でスペイン代表FWアルバロ・モラタがレアル・マドリードの買い戻しオプション行使により退団したが、ナポリからイタリア国内移籍史上最高額となる9400万ユーロ(約105億円)でアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを獲得。モラタよりイグアインにタイプの近いマンジュキッチは、出場機会の減少を考慮に入れて移籍も視野に入れていたという。
そこで、アーセン・ベンゲル監督はマンジュキッチ獲得の可能性を見出し、獲得へ動いていた。しかしながら、マンジュキッチはイグアインと共存できるというマッシミリアーノ・アッレグリ監督の判断も含めてクラブ側の残留要請に納得し、移籍の可能性がなくなったと報じられている。
ベンゲル監督率いるアーセナルは堅実経営で知られる一方、近年はリーグタイトルにあと一歩届かず、この状況に業を煮やしているサポーターからは、ありていに言えば「ケチ」との評価も受けている。先日は試合中に「金使え! 金使え!」と厳しいチャントを投げつけられていた。
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