東京Vのクラブスタッフ、J2第25節・栃木戦メンバー発表前にSNSで漏洩 けん責処分を発表
当該スタッフ個人のSNSアカウントを通じて出場予定メンバー情報(1名分)を漏洩
Jリーグは7月6日、同日にカンセキスタジアムとちぎで行われる行われるJ2リーグ第25節対栃木SCのメンバー発表前に、東京ヴェルディクラブスタッフが、当該スタッフ個人のSNSアカウントを通じて出場予定メンバー情報(1名分)を漏洩したことが判明したと発表した。クラブは本人への聞き取り調査を実施し、当該スタッフへけん責処分を下した。
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Jリーグによると、7月5日(火)14時00分頃、東京ヴェルディ所属プラタマ・アルハンの通訳担当である当該スタッフが、自身のSNSアカウントにて、アルハンが該当試合のメンバーに選出された旨を公開。同日18時00分頃、本投稿の存在を知ったクラブ強化部スタッフが速やかに当該クラブスタッフに対して削除の指示を行うと同時に、本人に対する経緯確認を行ったところ、当該スタッフは通訳として先んじてメンバーを知りうる立場であったことから、個人のSNSを経由して情報発信してしまっていたことを確認したという。
当該クラブスタッフが当該情報を漏洩することにより何らかの利益を享受する、または、対戦相手を利する等の不正な意図はなかったことも併せて確認した。
なお本件は、Jリーグ規約第1章第3条〔遵守義務〕の、(7)『Jリーグ関係者は、職務の遂行を通じて知り得た協会、Jリーグ、Jクラブその他のJリーグ関係者に関連する一切の秘密または内部事情を、第三者に開示または漏えいしてはならない』に抵触する違反行為に該当すると判断し、当該スタッフをけん責処分とする決定に至った。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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