21歳ハーランド、マンCとの“高額バイアウト条項”を海外報道 2年後には279億円「クラブを変える選択肢を持つため」
ハーランドは今夏にドルトムントからシティへ移籍
ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、新シーズンに向けてドイツの強豪ドルトムントからイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティへの加入が決まった。スペイン紙「マルカ」は、契約の2年終了時と3年終了時に高額のバイアウト条項があると報じている。
ハーランドはオーストリア1部ザルツブルク時代に頭角を現し、日本代表MF南野拓実とも好連係を見せたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)での活躍もあり一躍ヨーロッパで注目の存在になった。そして、2020年1月にドルトムント入りしてからは22年夏、つまり今夏に7500万ユーロ(約105億円)のバイアウト条項があるという報道もされていた。
そして、このシティ加入時には2027年6月まで5年間の長期契約が結ばれたと発表されている。一方で、同紙によると2年経過の2024年夏には2億ユーロ(約279億円)、3年経過時の25年夏には1億7500万ユーロ(約244億円)のバイアウト条項があるという。
記事では「クラブを変える選択肢を持つため」とされ、ドルトムント時代と同様のやり方ともされた。まだ21歳のハーランドだけに、2年後や3年後にこの移籍金が格安にすら感じさせる選手へと飛躍している可能性もあるが、すでにプレミアリーグでマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーに次ぐ3番目の高給選手になっているハーランドだけに、この高額移籍金の設定も納得いくものと言えるのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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