2得点の香川がドルトムント快勝の主役! 「防波堤を破った」先制弾を独紙が称賛

ゲッツェ、ロイスが不在のなか残した結果

 対戦相手のトリアーは、独4部相当のレギオナルリーガ(地域リーグ)所属のアマチュアクラブ。ブンデスリーガ1部の強豪ドルトムント相手に、5-4-1という守備的な布陣を敷いて自陣ゴール前を固めたものの、試合開始わずか8分で香川によって守備網をこじ開けられ失点。同紙はこの1点目を「香川が防波堤を破った」と、試合の流れを決めた一撃として絶賛している。

 一方で、ドルトムントは前半のうちに3得点を奪いながら、後半は無得点に終わった。トーマス・トゥヘル監督も試合後に「さらに2、3点取るチャンスがあったし、決めなければいけなかった」と苦言を呈したように、決定機を決めきれないシーンも目立っており、同紙も後半の戦いぶりは「多くのチャンス、ノーゴール」と総括している。

 太もも内転筋の張りでこの試合を欠場したドイツ代表MFマリオ・ゲッツェや、長期離脱中のドイツ代表MFマルコ・ロイスが不在のなか、香川はゴールという最も分かりやすい結果でアピールに成功した。27日の本拠地でのマインツ戦で開幕を迎えるブンデスリーガでも、好調を維持することができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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