チェルシー、補強ターゲット変更? デ・リフト獲得交渉が難航…シティのオランダ代表DFへ関心と英報道

【写真:Getty Images】
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かつてチェルシーに在籍したオランダ代表DFアケの再獲得を優先か

 イングランド1部チェルシーは、2021-22シーズン限りでドイツ代表DFアントニオ・リュディガーとデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが契約満了に伴い、退団した。守備陣の立て直しが急務となっている2020-21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)王者だが、獲得に乗り出していたユベントスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトがドイツ1部バイエルン・ミュンヘン移籍を希望したため、次のターゲットに照準を変えたようだ。英紙「メトロ」が報じている。

 トーマス・トゥヘル監督の率いるチェルシーは今夏、22歳のデ・リフトやスペイン1部セビージャに所属する23歳のフランス代表DFジュール・クンデといった若いセンターバックの獲得に乗り出している。

 オランダ1部アヤックスに在籍していた当時も、デ・リフトに強い関心を示していたチェルシーは、イタリアで経験を積んだオランダ代表DFをトップターゲットに据えていた。しかし、交渉が長期化するなかで、他クラブも動き出し、衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版によれば、現在はバイエルンが獲得レースをリードしているという。

 記事によれば、「デ・リフトの獲得が難しくなったと判断したチェルシー陣営は、新たにマンチェスター・シティに所属するオランダ代表DFナタン・アケの獲得に比重を置くことになった」という。2011年にオランダ1部フェイエノールトからチェルシーに加入していたアケは、レンタル移籍を繰り返したのちに、ボーンマスへと移籍。当時の契約には買戻し条項もあったが、チェルシーはそれを行使しなかった。ボーンマスで評価を高めたアケは、2020年にシティへと移籍している。

 2021-22シーズンは、ベルギー代表FWロメル・ルカクを再獲得したものの、今夏、レンタル移籍で再びインテルに放出することとなったチェルシーだが、2シーズン連続で出戻り選手の獲得に動くこととなるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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