C・ロナウド代理人がバルセロナと接触報道 CL出場優先で“禁断の移籍”も辞さずか
古巣レアルのライバルへ移籍画策か
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、クラブに退団を希望していることを伝えたとされる。そして、新たな移籍先として、スペイン1部FCバルセロナも候補に挙がっているようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
昨夏、12年ぶりにユナイテッドに復帰して大きな話題を呼んだロナウドは、プレミアリーグで3位となる18ゴールを記録した。しかし、クラブは6位に低迷し、2022-23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃している。
CLに19シーズン連続で出場しているロナウドは当初、ユナイテッドに残留すると報じられてきた。しかし、今夏の移籍市場で新たな選手を獲得できないことから、クラブに対する不満が増幅し、電撃復帰から1年での退団を希望するようになったと言われている。
その移籍先として、同じイングランド1部チェルシー、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘン、イタリア1部ナポリの名前が挙がっていたが、驚きのクラブの名前も浮上している。「デイリー・エクスプレス」紙は、「ロナウドはマンチェスター・ユナイテッドから逃れるために、レアル・マドリードとの強い関係も無視するかもしれない。衝撃の移籍に向けて、ライバルであるバルセロナとも話し合いを持つ。代理人のジョルジュ・メンデス氏が、CLに出場を目指してオールド・トラッフォードを離れる道を探す」と、報じている。
昨夏、マンチェスター・シティ移籍に迫っていたなかで、古巣への思いを強調してユナイテッドに復帰したロナウド。しかし、2年契約の途中でありながら、クラブに退団の意向を伝えた今回の行動には、ファンからも不満の声が挙がっている。仮に今回、バルセロナへ移籍するようなことになれば、公式戦通算438試合でクラブ史上最多の450得点を挙げたストライカーも、反感を買うことは確実だ。
メンデス氏とバルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、ロナウド以外の選手についても話し合うとされているが、2000年に入ってからのサッカー界を牽引してきたアタッカーは、どのような決断を下すこととなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)