ミランの“サブ組”本田に届いた再オファー サンダーランド移籍なら待つのは残留争いの苦境か

移籍金11億円超でモイーズ監督から再打診 金欠ミランは放出を容認

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が、プレミアリーグのサンダーランドから二度目のオファーを受けているという。ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」が報じている。

 サンダーランドは今月の前半に、本田獲得に対して強い興味を示して身分照会の依頼をミランに送ったものの、本田サイドから「ノー」の返事を突きつけられて交渉が進展しなかったと、現地メディアでは報じられていた。しかし、今季からデイビッド・モイーズ新監督が率いるサンダーランドは本田獲得を諦めず、再度ミラン側に獲得オファーを送っているという。

 その移籍金は1000万ユーロ(約11億5000万円)とされる。2014年1月に移籍金ゼロで獲得したミランは、サンダーランドのオファー額がまるまる儲けとなるだけに、本田サイドが移籍に合意すれば放出を容認する姿勢を見せているという。記事では「ボールは本田にパスされた。後は、彼がどうしたいのかを決める時だ」とし、去就の判断が選手自身に委ねられたとしている。

 一度は本田サイドの拒否によって完全に消滅したかに思われたプレミア行きだが、移籍市場が閉まるまで約1週間というタイミングでの再オファーにより再燃している。その間、本田はリーグ開幕戦となった21日のトリノ戦を90分間ベンチで過ごしており、チーム内での苦しい立場が明らかになっている。

 

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