デンベレ、バルサ新シーズン始動日に合流せず 契約延長「良い状態」と現地メディア指摘

フランス代表FWウスマン・デンベレ【写真:Getty Images】
フランス代表FWウスマン・デンベレ【写真:Getty Images】

契約延長への返答期限に間に合わず始動時に不参加

 フランス代表FWウスマン・デンベレは、6月30日をもってスペイン1部バルセロナとの契約が満了を迎えた。減俸を受け入れて契約を延長すると見られていたなか、チームの始動には間に合わないとスペイン紙「AS」が報じている。

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 2017年夏にドルトムントからバルセロナに加入したデンベレは、ここまで公式戦149試合で32得点34アシストを記録。25歳となり、これからキャリアのピークを迎えると見られ、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘン、イングランド1部チェルシー、フランス1部パリ・サンジェルマンからの関心が報じられていた。

 多くの注目を集めるデンベレだが、現在の年俸とされる1100万ユーロ(約15億5000万円)から600万ユーロ(約8億5000万円)への減俸を受け入れ、バルサと新たな2年契約を結ぶと報じられていた。

 バルサは7月3日の21時までに契約延長の返答を求めていたが、デンベレからの返答が届かなかったため、4日19時に予定されているチームの始動に合流することはなくなったという。現在、無所属の状態になっているデンベレだが、「AS」紙は、「選手側からは契約合意へ達することのできる良い状態にある」と報じており、バルサ残留に向けて支障がないことを強調している。

 また、「シャビ監督は、ウスマンが可能な限り早く(契約延長に)イエスと言い、FWラフィーニャとともにウイングのポジションで、新シーズンも攻撃を活性化させる戦力として計算できることを信じている」と、獲得が噂されるイングランド1部リーズ・ユナイテッドのブラジル代表FWラフィーニャとともに、サイドの層を厚くすることを期待しているとした。

 これまでさまざまな問題行動を起こしてきたデンベレだが、果たしてこのまま予定通りにバルサとの契約を延長することになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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