ポカールで2得点の香川に辛口独紙も最高評価 ドルト公式戦50得点で「レジェンドに並んだ!」

ルール紙が“全面降伏”のチームトップ評価 ブンデス開幕戦に弾み

 ドルトムントの日本代表MF香川真司が22日のDFBポカール1回戦の独4部アイントラハト・トリアー戦にトップ下で先発し、今季チームの公式戦初ゴールを含む2得点で3-0の快勝に貢献した。自身ドルトムント公式戦通算50得点を決めた“小さな魔法使い”は、独地元メディアから「トップ評価に十分値するものだった」と絶賛され、チームトップ評価を獲得した。

 ドルトムントは敵地で、序盤から試合を支配した。その中心にいたのが香川だった。

 前半8分、ボランチのMFローデから縦パスを受けた香川は相手DFの突進を鮮やかにかわしながら左のドイツ代表FWシュールレに展開。FWオーバメヤンと相手DFがクロスに交錯してこぼれたところに香川が走り込むと、右足でゴール右隅に先制点を流し込んだ。同33分にはMFカストロからの縦パスをエリア内で受けたシュールレを経由し、香川が相手GKの前に走り込むと、今度は左足でゴール左隅に追加点を突き刺した。香川にとってドルトムント公式戦での、記念すべき通算50ゴール目となった。

 前半45分には、オーバメヤンの右クロスからシュールレが豪快なボレーで追加点。3-0で4部相当のトリアーに完勝した。

 独地元「ルールナハリヒテン」の採点(1が最高、6が最低)で「2点」。文句なしのチームトップ評価を獲得した。寸評でもその活躍は称賛されている。

 

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