G大阪、GK起点の“高速カウンター”に「ベルギー戦を思い出す」 ちょうど4年前の“悪夢彷彿”「ベストゴール候補」「うんま」
G大阪MF齊藤未月が前半33分にゴール
ガンバ大阪は7月2日、J1リーグ第19節で浦和レッズと対戦し、1-1で引き分けた。前半33分にはGK東口順昭からのカウンターでMF齊藤未月が今季初ゴールをマーク。GKかが起点となった速攻カウンターからのゴールにファンからは「ベルギー戦を思い出す」「ロシアW杯のベルギー戦みたい」と、4年前に日本が浴びた悔しい一発に注目する声が上がった。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
前半33分、浦和のコーナーキックをGK東口順昭がキャッチ。ここから一気にカウンターを発動する。東口から転がしたボールを受けたFW坂本一彩がドリブルで運び、サイドに展開。受けたMF石毛秀樹がサイドチェンジを送ると、MF齊藤未月が縦に運んだところから胸トラップして右足シュートを決めた。
流れるようなGK起点のカウンターに4年前の“悪夢”を思い出した人も多かったようだ。
奇しくも、ちょうど4年前となった18年7月2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦の日本対ベルギーは、劇的な展開でベルギーが逆転勝利を飾った。2-2の後半アディショナルタイムにドラマが生まれた。
MF本田圭佑の左CKを難なくキャッチしたベルギーGKティボー・クルトワのスローイングから高速カウンターが発動。MFケビン・デ・ブライネがドリブルで持ち込み、右サイドを駆け上がったDFトーマス・ムニエが中央にグラウンダーのクロス。ゴール正面に飛び込んだFWロメル・ルカクがフィニッシュするかと思われたが意表をつくスルー、最後は飛び込んできたMFナセル・シャドリが値千金の逆転弾を決めた。直後にタイムアップの笛が鳴り、ベルギーが3-2と鮮やかな逆転勝利を収めた。クルトワがボールをキャッチしてから日本のネットを揺らすまで、わずか14秒だった。
ベルギー代表を彷彿とさせたG大阪のゴールにファンからは「コーナー、GK起点のカウンターっていうのを見るとベルギー戦を思い出す」「ロシアW杯のベルギー戦みたい」という声が上がり、「うんま」「トリハダ立った」「シーズンベストゴール候補に入ってくるでしょう」「このサイドチェンジは凄い。えぐい」「全く無駄のないカウンターでしたね」と賛辞の声がやまなかった。