ミラン強化部の迷走止まらず? 新加入の昨季セリエB得点王に衝撃の出戻り移籍が浮上
ラパドゥーラに待ち受けた皮肉な運命
ペスカーラのダニエレ・セバスティアーニ会長も、ストライカーの現状を案じている。地元ラジオ局「ラジオ・キス・キス」によると、「こうなっては後の祭りだが、彼にとっては最高の選択肢ではなかった。彼はゴンサロ・イグアインがいるから、ナポリには行きたがらなかった。おそらく、よりプレーする機会のある中位クラブを選ぶべきだった」と語ったという。
ナポリは今夏、セリエA史上最高額の9400万ユーロ(約105億円)でユベントスにアルゼンチン代表FWイグアインを売却。一方、ミランは売却するはずのバッカが残留するという、ラパドゥーラにとっては皮肉な運命になった。
今季補強の目玉に出場機会が与えられず、加入わずかでレンタルバックの話が浮上したミラン。その補強戦略は、完全に迷走していると言えそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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