バイエルンは現金で最低70億円を要求 バルサはレバンドフスキへ4回目のオファーを見送りか
バイエルンはキャッシュで最低70億円をバルセロナに要求
ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは、今オフにスペイン1部FCバルセロナへの移籍を希望してるものの、バイエルンを納得させるオファーをバルセロナが提示できないことで状況が複雑化している。バイエルンのニュースサイト「バルバリアン・フットボール」が報じている。
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レバンドフスキは契約を1年残している今オフに移籍を希望。その意中のチームはバルセロナだとされるが、すでに3回のオファーが移籍金の額でバイエルンを納得させるに至らず断られている。
バイエルンは7月30日にDFLスーパーカップでRBライプツィヒと対戦するのが公式戦の初戦になるが、強化責任者のハサン・サリハミジッチ氏は7月12日に全員がキャンプに集合する日、レバンドフスキもそこにいることを疑っていないとコメントしているとした。また、レバンドフスキは過去にバイエルンに移籍する際、ドルトムントからの許可が下りずに1年間を待って2014年夏にフリー移籍した経緯がある。今回も同様の判断を下す可能性があるようだ。
というのも、バルセロナはバイエルンが要求する「最低でも5000万ユーロ(約70億円)をキャッシュで」という条件を満たすことができず、4回目のオファーを出すことを見送る可能性が高まっているという。バルセロナのジョアン・ラポルタ会長はバイエルンを交渉のテーブルに引っ張り出すのに躍起ではあるものの、選手が「ストライキ」を行う状況は望んでいないとした。
ボルシア・ドルトムントからバイエルンへの移籍が浮上した2013年夏、レバンドフスキは25歳になろうかというタイミングだった。しかし今、レバンドフスキは8月で34歳になろうとしている。当時と同じ1年待つという決断ができるのかはキャリアの中でのタイミングが大きく違うのも事実だろう。
現在、世界最高峰のセンターフォワードと名高いレバンドフスキの動向は今オフにおける移籍市場で最大級の注目ポイント。まずはレバンドフスキがバイエルンのキャンプに合流するのかどうかが最初のチェックポイントになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)