「いずれは日本人になる」 東京Vバスケス・バイロンが日本国籍取得の決断を発信した理由

東京VでJ1昇格、将来的な海外移籍、日本代表を見据える
幼少期から欧州サッカーに憧れ、海外リーグでのプレーに憧れを持つバスケス・バイロン。日本国籍を取得すれば、これまでのチリ代表ではなく、日本代表を目指すことになるが、「代表は自然とついてくるもの」と段階を踏んでの成長を見据えている。
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「日本人になったら日本代表になりたいという考えではなくて、一歩一歩ステップアップしたいと考えています。今はヴェルディの一員として、絶対にJ1昇格を果たす。J1でも結果を残して、いずれは海外でも活躍したら、代表は自然とついてくると思います。チームを活気づける、状況に応じたプレーができると思っているので、チャンスメイクを見てほしいです。あとは、僕、この顔で日本語ペラペラなんです(笑)。9歳でゼロからスタートして、最初はカタコトでしたけど、ひらがな、カタカナ、漢字、順番に一生懸命勉強しました。街中だと結構英語で話しかけられるので、みなさんに自分のことを知ってもらいたいです」
バスケス・バイロンがチームの勝利のために戦う姿は、きっと観る者に多くの勇気を与えてくれるはずだ。
[プロフィール]
バスケス・バイロン/2000年5月6日生まれ、チリ出身。青森山田高―いわきFC―ウニベルシダ・カトリカ(チリ)―いわきFC―東京V。J2通算19試合4得点。パワフルかつ繊細なドリブルを武器とする新進気鋭のサイドアタッカー。2022年5月、22歳の誕生日に日本国籍取得を目指すことを宣言し、さらなるステップアップを誓う。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)