板倉滉、ボルシアMGと交渉難航? セルティック地元紙が「追い風」「スター選手を獲得するためのドアが開かれた」
板倉獲得に向けたチャンスを強調
イングランド1部マンチェスター・シティに所属する日本代表DF板倉滉は、2021-22シーズンにレンタル移籍したドイツ2部シャルケでリーグ優勝と1部昇格に貢献した。しかし、シャルケは完全移籍のオプションを行使しなかったため、その去就が注目されている。一時はドイツ1部ボルシアMGへの移籍に近づいたと報じられたが、板倉の価値が高まっていることから交渉が難航。この状況を受けてスコットランド紙「デイリー・レコード」は、板倉獲得を目指しているセルティックにとって「追い風」と報じている。
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レンタル移籍したシャルケで、公式戦32試合4得点を記録した板倉は、チームの1部リーグ復帰に大きく貢献。しかし、シャルケは財政状況が厳しく、600万ユーロ(約8億6000万円)に設定されていた買い取りオプションを行使できなかった。
複数のクラブが獲得に関心を示すなか、昨夏から板倉に注目していたアンジェ・ポステコグルー監督が率いるセルティックも再び板倉獲得に乗り出したが、ボルシアMGへの移籍に近づいているとみられていた。
ところが、プレミアリーグのクラブも板倉に関心を示したことで、板倉の移籍金が高騰。ドイツ紙「ビルト」によれば、「ボルシアMGは移籍金の上限を650万ユーロ(約9億3000万円)に設定していた」として、より多額の移籍金を求めているシティとの交渉は決裂したという。
これを受け「デイリー・レコード」は、「シティのスター獲得に向けたボルシアMGの交渉が決裂。板倉滉がセルティックへの移籍に追い風」と報じ、「スター選手を獲得するためのドアが開かれた」と伝えている。
現在、板倉にはドイツ1部フライブルクに加え、イングランド1部のフルハムとボーンマスも関心を持っているとされる。すでに日本代表FW古橋亨梧を筆頭に、日本人4選手を抱えているセルティックだが、逆転で板倉の獲得を実現することはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)