“ガラスの天才”ウィルシャーは古巣アーセナル復帰? アカデミーのコーチ就任説が浮上
デンマーク1部オーフスでプレーしたのち、契約満了で再びフリーの身へ
元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが、古巣アーセナルのアカデミーで指導者となる可能性が浮上した。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。
30歳のウィルシャーは昨シーズン後半戦にデンマーク1部オーフスGFでプレーしたが、シーズン終了後に契約満了となり、再びフリーの身となっている。現役引退を発表しているわけではないが、指導者への転身も示唆しており、このタイミングで古巣復帰の可能性があるようだ。
記事によれば、空位となっているU-23とU-18チームのヘッドコーチとして招聘するため、アーセナルのアカデミーマネージャーを務める元ドイツ代表DFペア・メルテザッカー氏とウィルシャーが会談を行ったという。クラブ内に別の候補もいるものの、かつてアーセナルアカデミーからトップチームへと羽ばたいたウィルシャーも候補として浮上しているようだ。
2008年にクラブ最年少記録となる16歳256日でプレミアリーグデビューを飾り、その後チームに欠かせない司令塔としてレギュラーに定着したウィルシャー。しかし、その後は度重なる怪我に悩まされる日々が続き、クラブでも代表でも出番を失った。ここ数シーズンは所属クラブすらままならない状況が続いていた。
今年1月に30歳を迎えたばかりの“ガラスの天才”は、コーチとしてキャリアの新しい一歩を踏み出すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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