ルヴァン杯プライムステージの組み分けが決定 前回王者の名古屋は浦和と準々決勝で対戦
浦和vs名古屋、川崎vsC大阪、横浜FMvs広島、福岡vs神戸に決定
Jリーグは6月29日、今季のルヴァンカップ・プライムステージ(準々決勝以降)の組み合わせ抽選会を実施。オープンドローによる結果、前回優勝の名古屋グランパスは浦和レッズと準々決勝で対戦することが決まった。
今季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージに参加した川崎フロンターレ、浦和レッズ、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸がシードされてここから出場。グループステージとラウンド16を突破した名古屋グランパス、セレッソ大阪、サンフレッチェ広島、アビスパ福岡と合わせた8チームが国内三大タイトルの1つを争う。
前回優勝の名古屋は優勝2回を経験する浦和との対戦が決定。名古屋のMF甲田英將は「連覇は懸かっているが、目の前の試合に集中したい。Jリーグで0-3で敗れたので次は勝ちたい」とコメント。浦和のFWキャスパー・ユンカーは「前回の対戦のように良いゲームをしたい。ビッグゲームになることは間違いない」と語った。
そして、前回準優勝のC大阪は川崎と対戦。川崎のMF橘田健人は「C大阪にはリーグ戦で負けているので借りを返したい」と話し、C大阪のDF山中亮輔は「川崎は絶対王者だと思う。そのチームに勝って上昇気流に乗りたい」と意気込んだ。
現在リーグ首位の横浜F・マリノスは、初優勝を狙うサンフレッチェ広島と対戦することが決まった。横浜FMのFW宮市亮は「タフな戦いになると思う。チーム一丸になって頑張りたい」とコメント。広島のFW鮎川峻は「リーグ首位で怖い相手だが、自分たちも良い状態。この流れで勝てるようにしていきたい」と話した。
アビスパ福岡は、この日ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の契約解除が発表されたばかりのヴィッセル神戸と対戦。福岡のFW金森健志は「神戸は非常にタレントが多く手ごわいが、目標のベスト4を達成できるように神戸を倒したい」と話した。神戸のFW小田裕太郎は「リーグ戦では引き分けだった。今回は1戦目から勝てるように準備したい」と話した。
前名称のヤマザキナビスコカップはJリーグ開幕前年の1992年に第1回大会が行われ、2016年にルヴァンカップへと名称が変更されて今季が通算30回目の開催。昨季決勝は名古屋がC大阪を破り初優勝を飾った。今季は10月22日に決勝戦が行われるが、頂点に立つのはどのチームになるだろうか。
組み合わせは以下の通り(右が初戦ホーム)
準々決勝(8月3日、10日)
【1】浦和レッズvs名古屋グランパス
【2】川崎フロンターレvsセレッソ大阪
【3】横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島
【4】アビスパ福岡vsヴィッセル神戸
準決勝(9月21日、25日)
【1】の勝者vs【2】の勝者
【3】の勝者vs【4】の勝者
(FOOTBALL ZONE編集部)