「ワールドクラスであると証明」「伝説」 南野拓実はリバプールで愛された…モナコ入りにファンが惜別「恋しく思う」
南野拓実は26億円でモナコへの移籍が決定
リバプールの日本代表FW南野拓実はフランス1部ASモナコへの完全移籍が決まった。リバプールは公式YouTubeチャンネルで惜別動画を公開。2021-22シーズンの国内カップ戦2冠にチーム得点王として貢献した南野に対して、ファンから多くの感謝の言葉やエールが送られた。
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南野は2020年1月にオーストリアのレッドブル・ザルツブルクからリバプールへ移籍。2020-21シーズンの1月にはサウサンプトンへのレンタル移籍も経験した。21-22シーズンは公式戦22試合に出場して10得点をマーク。プレミアリーグでは11試合3得点に留まった一方で、FAカップでは4試合3得点、リーグカップで4試合4得点といずれもチーム最多得点を記録し、国内カップ戦二冠に貢献した。
リバプールはザルツブルクから725万ポンド(約12億円)で獲得した南野をボーナス込みで最大1800万ユーロ(約26億円)と倍以上で売却。ビジネス的にも大きな利益を出している。出番は限られていたものの、ピッチ内外でポジティブな影響力を持っていた南野に、リバプールの公式YouTubeチャンネルは「ありがとうタキ」と題して、惜別動画を公開した。
動画では、リバプール入りのサインをした日から試合でのゴールシーンなどが収録されている。これにファンから「間違いなく彼をとても恋しく思うでしょう」「彼は完全に過小評価されているプレーヤー」「彼を去らせたくなかった」「タキはワールドクラスであることを証明しました」「タキのおかげでトロフィーレスのシーズンにならなかった」「リバプールの伝説」と、退団を惜しむ声や感謝の言葉、エールなど多くの反響が寄せられた。
南野にとってはカタール・ワールドカップ(W杯)に向けても重要な新しい挑戦となる。その行方はリバプールのファンも見守っているようだ。