カリアリ戦を見た現地記者たちの声 そこにあった本田が勝ち得た信頼の証し
求められる背番号「10」の違い
また「カルチョメルカート・コム」のマルコ・マッタ記者も本田のプレーに同じく平均点の「6」をつけている。
「今日の本田は、以前の素晴らしいプレーに比べたら、困難を抱えていた。多分カリアリのディフェンダーのマークに苦しんでいたように見えた。でも悪くなかった。合格点は与えられると思う。ミランの攻撃の中でも一番生き生きしていたと思う。
今までのプレーがとても良かったので、今日ももう少し期待はしていたが、まずまずの出来だった。カリアリはスピードのあるカウンター攻撃を仕掛けていたので、攻守において難しい状況だったと思う。でも、それはミランのチーム全体もそうだった。カリアリのスピードに苦しんでいた」
本田の安定感のあるプレーはイタリアでも評価されつつある。あとはいかに他の選手との“違い”を見せられるか。背番号「10」への期待は確実に高まっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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