闘莉王が考えるドイツ&スペイン撃破の”カギ” 「3バックを試していかないと」
闘莉王氏が公式YouTubeチャンネルで提言
6月シリーズを4試合2勝2敗で終えた森保ジャパン。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は日本代表の戦術的なオプションを充実させることの大切さを指摘した。カタール・ワールドカップ(W杯)グループステージでドイツ、スペインという優勝経験国と同組である現状から3バックという守備的システムのテストを本格化することを提言している。
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闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新話は日本代表がテーマ。アジア最終予選から4-1-4-1システムを導入している森保ジャパンだが、闘莉王氏は「問題はシステム的なオプションが少ないこと。3バックを試していかないと。いざ守らないといけないとなると、きちんとしたオプションにしないと辛い。相手にセンタリング入れられる展開では、いくら(吉田)麻也選手、いかに冨安選手でも世界と戦ううえで物足りなさがある」と語った。
ドイツ、スペインという列強相手にボールを支配される展開で、センターバック2人でクロスに対応し続けることができるのか闘莉王氏は疑問視。6月シリーズで故障離脱していた冨安もアーセナルでは右サイドバックで起用されている現状を指摘したうえで、「3バックという戦術、システムがないと苦しいのかなと思う」と分析している。