バイエルン移籍のマネ、年俸の噂に代理人が異例の”反論” 「メディアが報じている金額より多かった」

バイエルンへ完全移籍のサディオ・マネ【写真:ロイター】
バイエルンへ完全移籍のサディオ・マネ【写真:ロイター】

リバプール時代の年俸8.3~16.6億円は「間違った噂」

 セネガル代表FWサディオ・マネは、イングランド1部リバプールからドイツ1部バイエルン・ミュンヘンへ完全移籍を果たした。ドイツ王者と新たに2025年までの契約を結んだマネの年俸について、英紙「ザ・サン」が報じている。

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 ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、エジプト代表FWモハメド・サラーと3トップを組み、近年のユルゲン・クロップ監督の下で多くの成功を収めてきたリバプールの攻撃を牽引してきたマネだが、今夏の移籍市場でバイエルンへ移籍した。バイエルンはリバプールに対し、3500万ポンド(約58億円)の移籍金を支払ったとされている。

 ドイツ紙「ビルト」は、マネの年収についてリバプール時代は、500万(約8億3000万円)ポンドから1000万ポンド(約16億6000万円)の間だと報じた。そして、バイエルンに移籍したことで、年俸は1700万ポンド(約28億2000万円)まで増加したという。

「ビルト」の記事では、「マネはリバプールに残留する条件に、年俸の大幅なアップを求めていた」と報じている。しかし、代理人のバカリ・シセ氏は、シナリオを変えることが目的であり、給料が重要だったわけではないと反論し、報道に出たリバプール時代の年俸以上を得ていたと主張する。

「ザ・サン」によると、シセ氏は「それは間違った噂だ。私たちは、そのことについて話したくはなかった。サディオは、人々が話しているような金額を稼いでいない。噂になっている数字は完全な間違いだ。サディオは、サウサンプトンからリバプールに加入した時に、すでにそれ以上を得ていた。2018年に契約を延長した時、メディアが報じている金額よりも多かった。私は、サディオが正しい時に、正しいクラブを選んだと思う。彼はリバプールですべてを得た。別の場所で新しいチャレンジを探す時だったんだ。そしてバイエルンのプロジェクトは、とても魅力的だった」

 リバプール時代の年俸を間違っているという異例の主張をして、金銭的な問題がバイエルン移籍の理由ではないと語ったシセ氏。新たな挑戦を求めて移籍したドイツで、新天地での背番号が「17」になると発表されたマネは、どのようなプレーを見せてくれるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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