インザーギ監督、6戦負けなしに満足 「FWたちが協力していた」と本田らの献身性を称える
「6戦連続ポジティブな結果」
ACミランのフィリッポ・インザーギ監督が29日のセリエA第9節カリアリ戦(アウェー)のドローに一定の評価を下した。
ゼーマン監督率いるカリアリに先制を許しながら、前半34分のMFボナヴェントゥーラのミドルシュートで同点に。その後、勝ち越し点を奪えなかったが、失点もせずに1-1で試合を終えた。これでミランは6戦連続負けなしとなった。
インザーギ監督は前節との間隔を踏まえて日程的にカリアリが有利だった点を指摘した上で「フィジカルの面で苦しまなければならなかった。やる気や強い個性という点からは、我々は素晴らしい試合をした。それがなければ、今日は負けることもあったが、勝ち点1は順位にとって、とても重要」とし、「6試合連続ポジティブな結果で満足している。だんだん成長して、いい出発をしている」と評した。
また、9戦連続先発し、前節に続きフル出場したFW本田圭佑の貢献度にも言及。「本田はいいプレーをした。とても献身的で、今日はFWたちが大きな協力(守備)をしていた。なぜならカリアリはカウンター攻撃がとても優秀だったから。ミランはチーム全体がいい試合をした。前線(FW)で何かもっとできたと思うが、時には敵の力が強かったり、難しいピッチ(敵地)ということで、少し苦しんだ。でも我々は満足している」と振り返った。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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