「完璧な場所かもしれない」 久保建英、噂浮上のソシエダ移籍のメリット&デメリットを海外考察
レアル専門メディア「Managing Madrid」が、ソシエダ入りの可能性に注目
日本代表MF久保建英の来季新天地にスペイン1部レアル・ソシエダが浮上しているなか、海外メディアは「レアル・ソシエダへの移籍がクボ、そしてレアル・マドリードにとって最善の利益になるのかどうかを分析する」と綴り、メリットとデメリットを考察している。
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マジョルカでのレンタル期間を終えた久保は、来季去就先が不透明になっている。形式上、保有元のレアルへ復帰する形となるが、今季のパフォーマンスは首脳陣を納得させるものにはほど遠く、外国籍枠が埋まっていることもあり、来季も“居場所なし”との見方が多くを占めている。
そうしたなか、複数のスペインメディアがソシエダ入りの可能性を報じ、同クラブは完全移籍も視野に獲得を画策しているという。レアル側は、完全、またはレンタル移籍かの判断で揺れており、スペイン紙「マルカ」の報道によれば、仮に完全移籍で手放したとしても、手頃な価格で買い戻しができることを条件に盛り込みたいようだ。
レアル専門メディア「Managing Madrid」では、久保のソシエダ移籍浮上を受け、「レアル・ソシエダへの移籍がクボ、そしてレアル・マドリードにとって最善の利益になるのかどうかを分析する」とし、同クラブへの加入によるメリット、デメリットを考察している。
「レアル・ソシエダは久保を成長させるだろう」として、まずはメリットを紹介。チームを6位へ導いたイマノル・アルグアシル監督は育成に定評があることを挙げ、「ミケル・オヤルサバル、ミケル・メリノ、ロビン・ル・ノルマン、アレクサンデル・イサクといった選手たちは、彼の指導のもとで成長し、トップチームのレギュラーを獲得してきた。クボが潜在能力を発揮できる可能性もある」とし、「完璧な場所かもしれない」とも記している。
さらに、レアルとソシエダ両クラブの良好な関係性に加え、バレンシアやマンチェスター・シティ(イングランド)などでも活躍してきた36歳の元スペイン代表MFダビド・シルバの存在にも言及。「攻撃的な中盤を持つ選手から学ぶこともできる」と、久保に好影響をもたらす可能性を指摘した。