神戸ロティーナ監督、アクシデントで途中交代の大迫勇也に言及 「彼が交代を要求した」
後半15分頃、相手と競った際に足を負傷か
ヴィッセル神戸は、6月26日にホームで行われたJ1リーグ第18節浦和レッズ戦0-1と敗戦を喫した。試合中にはFW大迫勇也が途中交代となったが、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督は交代のリクエストがあったことを明かした。
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神戸は最下位と苦しむなかで、同様にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場しながらもリーグ戦で2桁順位と苦戦する浦和を迎え撃った。前半から双方ともに大きなチャンスを作り切れない展開だったが、大迫は最前線を中心に相手のライン間でボールを受けるプレーも見せていた。
しかし後半15分頃、相手と競った大迫が足を気にするそぶりを見せて浦和の選手もボールを外に出すことになった。ロティーナ監督は試合後の記者会見で「スタートから交代を考えていたわけではない。行けるところまでと思ったが、彼が交代を要求した」と、予定されたプレータイムの存在は否定したものの、大迫から交代のリクエストがあったと話した。
大迫は今季、負傷離脱の時期もあり、日本代表の活動にも3月と6月は参加できなかった。ロティーナ監督は「大迫はまだメディカルの報告を受けていないので、現状何も分からない」と話したが、復帰して間もない時期だけに、不安の残るアクシデントでの交代になってしまった。
神戸は試合終了間際に直接セットプレーでゴールを許して敗戦し、最下位からの巻き返しに苦しんでいる。コンディションが安定していないエースの状態は、まずはJ1残留争いから抜け出すことが課題になるシーズン後半戦の神戸にとって重要な要素になると言えそうだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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