ナイジェリアが銅メダル! 日本戦7時間前にブラジル上陸の大ピンチを跳ね除け掴み取った栄光
逆境で輝いたタフネス 同国男子サッカー3度のメダルゲット
それでもあきらめないホンジュラスは、同26分にFWアントニー・ロサーノがクロスボールをヘディングで決めると、同41分にはコーナーキックからDFマルセロ・ペレイラがヘディングを決め、2-3と追いすがった。しかし、残り時間のホンジュラスは焦りからか攻めあぐね、ナイジェリアがそのまま3-2で逃げ切った。
ナイジェリアは最終キャンプ地であった米国アトランタから航空券の手配などに問題を抱え、ブラジル入りしたのは初戦の日本戦キックオフまで6時間半に迫った時点。出場16か国中で最も遅く到着したチームだった。しかし、そんな極限状況でも手倉森ジャパンを5-4で破ると、2連勝でグループリーグ首位突破を決めた。そして、メダルにまで手を届かせるというナイジェリアのタフさを見せる大会になった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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