アーセナル、リーズのブラジル代表FW獲得へ本腰 新オファー提示へ「移籍に前向き」と英指摘
チェルシー、トッテナム、バルセロナがラフィーニャへ関心も、アーセナルが一歩前進か
日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルはリーズ・ユナイテッドのブラジル代表FWラフィーニャの獲得に向けて着実に前進しているようだ。最初のオファーはリーズの要求額を満たせずに拒否されたが、週明けにも条件を改善した新オファーを送る見込みだと「The Athletic」が報じた。
今月行われた日本対ブラジルの国際親善試合にも出場していたラフィーニャ。アーセナルのほかにもチェルシーとトッテナムのロンドン勢が興味を示しているようだが、チェルシーはマンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリング、トッテナムはエバートンのブラジル代表FWリシャルリソンを第一候補として追っているようで、争奪戦のポールポジションにいるのはアーセナルだと伝えられている。
アーセナルは先週、ラフィーニャの獲得に向けて最初のオファーを送ったが、これはリーズ側の要求額を下回るもので拒否されていた。しかし、リーズ側はラフィーニャのビッグクラブでプレーしたいという野心に理解を示しており、同選手が2024年に満了する契約の延長に応じるとは考えていない。そして要求額を満たす条件であれば、移籍を不当に妨害するつもりもないという。
そうしたなかでアーセナルはラフィーニャ獲得に本腰を入れており、週明けにも条件を改善した新オファーを提示する見込みだという。スペインのバルセロナも含め、獲得に興味を持っているライバルは多いが、記事では「エミレーツ・スタジアムには彼らが(ラフィーニャの争奪戦で)有利な立場にあると楽観的な空気があり、ラフィーニャは移籍の可能性に前向きだと考えられている」と伝えられている。
マンチェスター・シティからFWガブリエウ・ジェズスの獲得合意も報じられているアーセナル。現役ブラジル代表の実力者を立て続けに補強し、大きな戦力アップを果たしそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)