「これは審判団も評価すべき!」 磐田、相手CKの“頭脳プレー”からカウンター弾、決定的瞬間に反響拡大「歴史に残るゴール」

上原力也のボール奪取シーンに再注目【写真:Getty Images】
上原力也のボール奪取シーンに再注目【写真:Getty Images】

18日の鳥栖戦で磐田MF上原が起点の先制点にJ公式も注目

 6月18日に行われたJ1リーグ第17節ジュビロ磐田対サガン鳥栖戦(3-1)では、磐田の先制ゴールが大きな注目を集めた。鳥栖側のコーナーキック(CK)の隙を突いた磐田MF上原力也のボール奪取がもたらしたシーンに、Jリーグ公式も改めて脚光を当てて紹介している。

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 前半8分、鳥栖が獲得したコーナーキックで、ショートコーナーを狙った隙を突く形で上原が奪ったボールから磐田がカウンターを開始。ハーフウェーライン付近で一度は鳥栖GK朴一圭に阻まれたものの、DFリカルド・グラッサが自陣から相手ディフェンスラインの裏にピンポイントのロングボールを供給。反応したFWファビアン・ゴンザレスが大きく前方へボールを持ち出すと、懸命に追いかけてくる相手より先にゴールへ押し込んで先制点をもたらした。

 中継映像では鳥栖がCKでボールを動かした様子は収められていなかったが、後日DAZNで配信された「Jリーグジャッジリプレイ」で取り上げ、鳥栖MF岩崎悠人がコーナーエリアにセットされたボールを右足で小さく動かす瞬間も合わせて紹介。出演していた元国際主審の家本政明氏もゴールの正当性を示したうえで「上原選手を褒めるべきシーン」と賛辞も送っていた。

 すると今度はJリーグ公式YouTubeチャンネルで「上原だけは見ていた 集中を切らさない素晴らしいプレーで得点を演出!」と該当シーンを“切り抜き動画”にして再度注目。コメント欄では、「これは審判団も評価すべき。超細かいとこ良く見てました」「歴史に残るゴール」「審判も上原もすごいな」「こういう素晴らしい行為はもっと賞賛されないと!」とこの試合を担当していた西村雄一主審の“ジャッジ”への賛辞の言葉も送られている。

 J1で起こった珍しくもスピーディーな高速カウンターでのインパクトある得点シーンは、審判も含めさまざまな人の“好判断”がもたらしたものだったようだ。

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