J1神戸、韓国からモンテネグロ代表FWを電撃補強か 年俸2倍提示の2.4億円と現地報道
韓国1部・仁川ユナイテッドのFWステファン・ムゴシャ、「神戸に移籍」と韓国注目
J1ヴィッセル神戸が、韓国1部の仁川ユナイテッドに所属するモンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャを獲得することが濃厚になっているようだ。韓国紙「仁川日報」が報じた。
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現在30歳のムゴシャはカイザースラウテルンや1860ミュンヘン、カールスルーエSCなどでプレー。2018年2月から仁川に所属し、今季ここまでリーグ戦17試合14ゴールと活躍する一方、モンテネグロ代表としても通算43試合15ゴールの結果を残している。
韓国紙「仁川日報」は「ステファン・ムゴシャが仁川ユナイテッドを離れ、日本のJリーグ・ヴィッセル神戸に移籍する」と報じた。
仁川の関係者によると「神戸がラブコールを送ったことを確認し、仁川は残留させようと尽力したが気持ちをとどめることができなかった。25日のソウル戦が彼の最後の試合になりそうだ」と話しているという。
「仁川愛が格別だったムゴシャだが、突然の移籍は、神戸の断りにくい条件を提示したためと見られる」と指摘。契約解除条項は100万ドル(約1億3000万円)で、現在の年俸90万ドル(約1億2000万円)としながら、「神戸が2倍の年俸180万ドル(約2億4000万円)を提示したという。仁川も大幅な年俸引き上げを提示したが、神戸の水準には至らず彼の心を変えることに失敗した」と伝えた。また「闘病中の妻の治療のため、日本を選択したのではないかという話もある」と言及している。
仁川に加入後、Kリーグで128試合に出場して68ゴールを叩き出すなど攻撃の軸となっていたムゴシャ。今季もKリーグ得点ランキングで1位に立つなど存在感を示していたなか、特級ストライカーがJ1リーグ最下位に沈む神戸に加入することになるのか。
(FOOTBALL ZONE編集部)