カタールW杯、出場32か国「格付けランク」米発表 5段階で大会成績予想…日本の立ち位置は?
米メディア「CBS」が出場32か国のパワーランキングを公開
11月に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)を約5か月後に控えるなか、米メディアが出場32か国のパワーランキングを公開。各国が順位付けされるとともに、本大会での予想成績順に5つのグループに格付けされたなか、日本は決勝トーナメント進出とグループリーグ(GL)敗退が混在する「Tier4」に分けられた。
カタールW杯の出場国は、6月14日(現地時間)に行われた大陸間プレーオフ・コスタリカ対ニュージーランドの結果(コスタリカの3大会連続6度目の本大会出場が決定)を受け、全32か国が出揃った。そんななか、米メディア「CBS」は「キックオフまで5か月を切った時点での各チームの状況を紹介する」とし、出場32か国のパワーランキングを公開している。
同メディアによるパワーランキングでは、出場32か国を本大会での予想成績順に5つのグループに格付け。優勝の可能性が高い「Tier1/1~6位」、優勝候補に挑む「Tier2/7~10位」、GL突破確実な「Tier3/11~14位」、GL突破と敗退の可能性が混在する「Tier4/15~26位」、GL突破困難な「Tier5/27~32位」と区分されたうえで、順位付けされた。
優勝候補に挙げられたのは、ブラジル、アルゼンチン、フランス、ドイツ、イングランド、スペインの6か国。「南米のライバルである2チームが、ヨーロッパのライバルに対してどのような立ち位置にいるのかを明確に判断することは、現時点では容易でないと言っていいかもしれない。しかし、ブラジルとアルゼンチンがランキングの上位に食い込んでくる可能性は十分にある」としている。
アジア勢のトップは19位の韓国で、25位の日本とともに「Tier4」の格付け。キリンカップで日本が対戦したガーナ(16位)、チュニジア(21位)も含まれ、とりわけチュニジアについては「キリンカップでチリと日本を破って優勝し、カルタゴのイーグルスは堅実な成績を収め続けている。ビッグネームが揃ったチームではないかもしれないが、結果を出している」と熱視線を注いでいた。