久保建英のソシエダ移籍へ…レアル側の“理想のシナリオ”に現地メディア注目 「問題は合意方式にある」
来季EL出場権を獲得したソシエダが、久保獲得へ熱視線
スペイン1部レアル・マドリードが保有する日本代表MF久保建英の来季新天地に、同じラ・リーガのレアル・ソシエダが浮上。今季リーグ戦を6位でフィニッシュしたクラブからの関心を受け、スペインメディアは移籍合意に向けたレアルの思惑に注目している。
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久保は昨季、キャリア2度目となるマジョルカへのレンタル移籍を決断。シーズン序盤こそ主力として出番を重ねたものの怪我により長期離脱を余儀なくされた影響もあり、リーグ戦28試合に出場し、1ゴール1アシストと、期待されたほどのインパクトを放てなかった。
来季もレアルへの残留が厳しいとの見解が出ていたなか、複数のスペインメディアがソシエダ入りの可能性を報道。同クラブは完全移籍も視野に獲得を画策していると見られ、イマノル・アルグアシル監督は攻撃面の強化に向けた戦力になると見なしているという。
そんななか、スペイン紙「マルカ」は「問題は合意への方式にある」と指摘し、レアル側の思惑に注目している。記事によると、完全移籍かレンタル移籍かの判断で揺れているようでソシエダ側からの提示にレアルは一度、断りを入れたといい、理想のシナリオにも言及している。
「レアル・マドリードは、若い才能が他の選手より少ない出場時間で終わるような暫定的な契約は避けたいと考えているが、同時に、久保のキャリアに対する決定権を失うことは考えていない。サンティアゴ・ベルナベウにいる彼らは、理想はローンか低コストの移籍で、同様に手頃な価格で買い戻しができることだと考えている」
今季リーグ戦を6位でフィニッシュし、来季UEFAヨーロッパリーグ(EL)の出場権を獲得しているソシエダ。これまでも久保の獲得に関心を示してきただけに、今後の交渉に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)