久保建英、移籍先にレアル・ソシエダ急浮上か レアルは「買い戻し条項を入れるように動いている」
イマノル監督は久保を攻撃のオプションと選手層を厚くする存在として期待
スペイン1部レアル・マドリードが所有権を持つ日本代表MF久保建英は、2021-22シーズンにマジョルカへレンタル移籍し、公式戦30試合に出場して2得点3アシストを記録して、クラブの1部残留に貢献した。来季の動向が注視されるなか、レアル・ソシエダが関心を示していると、スペインメディア「Fichajes」が報じている。
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レアルに留まる可能性も報じられていた久保だが、記事では「EU圏外選手枠が埋まっていることに加え、カルロ・アンチェロッティ監督のローテーションに入る余地がない。そのため、即座にクラブを離れることとなる」と、報じている。一方、レアル・マドリード専門メディア「Managing Madrid」では、「久保を完全移籍で放出する場合は、買い戻し条項を入れるように動いている」と、完全移籍の可能性も指摘している。
そして、これまでも関心を示してきたレアル・ソシエダが、久保の獲得に向けて本腰を入れるようだ。レアルは長期的にトップチームの戦力になる可能性を秘めているため、完全移籍での売却を望んでいない。一方、久保はかつてウナイ・エメリ監督の率いるビジャレアルの時のように出場経験を得られないことを危惧しているという。
来季、UEFAヨーロッパリーグの出場権を獲得しているソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、久保を攻撃面の強化に向けたオプションと考えるとともに、今シーズンのタイトル獲得へ向けて、トップレベルのローテーションの実現を可能にする存在だと考えているという。
今冬に行われるカタール・ワールドカップに向けた日本代表入りを目指す久保は、新シーズン、どのクラブでプレーすることとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)