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補強進まぬミランにまた悲報… ブラジル五輪代表DF争奪戦にバルサ参戦、獲得はさらに困難に
“チアゴ・シウバの後継者”ロドリゴ・カイオの人気急上昇
ACミランは2012年に放出したブラジル代表DFチアゴ・シウバの後継者として、サンパウロのリオデジャネイロ五輪ブラジル代表DFロドリゴ・カイオの獲得に乗り出しているが、いきなり悲報が舞い込んだ。昨季スペイン二冠王者バルセロナが次世代のストッパー争奪戦に参戦する可能性が浮上した。スペイン紙「スポルト」が報じている。
23歳の誕生日を迎えたロドリゴ・カイオは注目株となっている。リオ五輪でパリ・サンジェルマンのDFマルキーニョスとセンターバックコンビを結成し、盤石なプレーを見せている。身長は182センチとCBとしては大柄ではないが、「パワフルなパス能力を見せつけた」と特集では絶賛されている。
カイオはコストパフォーマンスの面でも、移籍金が1200万ユーロ(約14億円)と超お買い得で、22日にイタリアのパスポートも取得予定とされており、 EU外選手枠には当たらないメリットもある。ミランは12年に放出したブラジル代表DFチアゴ・シウバの後継者獲得に向けて、サンパウロと交渉を進めていた。
しかしミラン、ラツィオに加え、日本代表MF清武弘嗣の所属するセビージャも正式オファーを出すなかで、バルサも争奪戦に乗り出す可能性が急浮上したという。
現時点での移籍先の最有力クラブはセビージャだが、バルサの電撃参戦が決まれば、争奪戦は一気にスペイン二冠王者が優勢に進めることになる。ロドリゴ・カイオは移籍市場終盤の最大の目玉となっているが、補強の進まないミランにとっては頭の痛い話なのは確かだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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