FIFA、ロシア・ウクライナの選手救済へ…雇用契約の特例措置を1年延長発表 神戸MF橋本拳人も対象
選手およびコーチに23年6月30日まで所属クラブと雇用契約を中断する権利
国際サッカー連盟(FIFA)は21日、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、両国でプレーする外国籍選手たちが一時的に雇用契約を停止できる措置を2023年6月まで延長すると発表した。当初は22年6月30日までとなっていた。
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発表によるとこの措置は、戦争行為による影響を受ける選手たちを救済するためのもので、ウクライナサッカー協会またはロシアサッカー連盟に加盟するクラブが、22年6月30日までにそれぞれの外国籍選手およびコーチと相互合意に至らなかった場合、また書面で別途合意しなかった場合、これらの選手およびコーチには23年6月30日まで所属クラブと雇用契約を中断する権利が与えられる。
また、この武力行使のために家族とともにウクライナなどの周辺国を離れる決断を下した場合、18歳以下の国際移籍を禁じるルールから除外されることも合わせて発表されている。
この措置は、日本人選手ではロシア1部ロストフからヴィッセル神戸に加入しているMF橋本拳人が対象になる。当面のところ、橋本は日本でのプレーを続けることが可能になった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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