新生チェルシーが獲得する可能性がある4選手 115億円DFに166億円MF…高額選手がズラリ

セビージャDFジュール・クンデとウェストハムMFデクラン・ライス【写真:Getty Images】
セビージャDFジュール・クンデとウェストハムMFデクラン・ライス【写真:Getty Images】

クンデ、デンベレ、ライスに加え、20歳のクロアチア代表DFの名前も挙がる

 イングランド1部チェルシーは、現在の移籍市場でマンチェスター・シティからイングランド代表FWラヒーム・スターリングの獲得に迫っている。英紙「デイリー・エクスプレス」は、さらなる補強に出るとして、4選手の名前を挙げている。

 昨シーズンのプレミアリーグを3位で終えたチェルシーは、攻撃陣の強化を目指している。すでにドイツ1部ドルトムントからノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドを獲得したことで、出場機会の減ることが予想されるマンチェスター・シティのスターリングに対して、すでに2100万ポンド(約35億円)のオファーを提示した。最初の提示額はシティに拒否されたが、英衛星放送「スカイ」によると、4500万ポンド(約75億円)で合意に達する見込みだという。

 ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーとデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが移籍金ゼロで退団することに加え、クラブにフィットしなかったベルギー代表FWロメル・ルカクも、イタリア1部インテル復帰が近いとされている。そこで「デイリー・エクスプレス」は、スターリング以外に獲得する可能性がある選手たちをリストアップしている。

 まず名前が挙げられたのが、昨夏の移籍市場でも獲得に乗り出していたスペイン1部セビージャのフランス代表DFジュール・クンデだ。すでに個人間の条件で合意しているものの、セビージャが6900万ポンド(約115億円)の契約解除金の満額を要求しているのに対し、チェルシーは5000万ポンド(約83億円)に減額を求めており、この動きにクンデ側が不満を持っているという。

 また、ドルトムント時代に、トーマス・トゥヘル監督の下でプレーしていたスペイン1部バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレ、ドイツ1部RBライプツィヒのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴォルディオールという20歳の逸材にも触手を伸ばしているようだ。

 そして最後に名前が挙がったのが、イングランド1部ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスだ。こちらは、2023年に契約満了を迎えるフランス代表MFエンゴロ・カンテ、イタリア代表MFジョルジーニョの後継者として、獲得を目指すと報じられている。シティやリバプールも獲得を狙うライスは、ステップアップを望んでいるため、ウェストハムの契約延長オファーを断り続けている。2024年に契約満了を迎えるため、この先の移籍市場のたびに、現在は1億ポンド(約166億円)と報じられている移籍金は下がっていく見込みだという。

 アメリカ人実業家トット・ベーリー氏を中心とするコンソーシアムが新オーナーとなって最初の移籍市場で、新生チェルシーはどのような補強を見せるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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