フランクフルト、PSVの4億円超MFゲッツェを獲得? 「クラブ最高額」の去就を海外報道
ベンフィカへの移籍が破談となり、ドイツ復帰に近づくと報道
ドイツ1部フランクフルトには日本代表MF鎌田大地が所属し、今夏の去就も注目されている。そんななか、フランクフルトがオランダ1部PSVに所属するドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの獲得に迫っているとオランダメディア「Telegraaf」が報じている。
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2021-22シーズン、リーグ戦では11位に終わったフランクフルトだったが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では見事に42年ぶり2度目の優勝を果たし、2022-23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。鎌田は大会13試合5得点1アシストを記録して、欧州制覇に大きく貢献した。
そんな鎌田だが、イングランド1部トッテナムやリーズ・ユナイテッドなどからの関心が報じられている。鎌田自身は6月シリーズの日本代表合宿期間中に「フランクフルト以上を探すのは難しくなると思う」と話していたが、一方でフランクフルトはゲッツェの獲得に動いているようだ。昨シーズン、PSVに所属していたゲッツェは、ポルトガル1部ベンフィカも獲得を目指していたが、給料面での要求を満たせず、交渉は難航しているという。
「Telegraaf」は、「ゲッツェを失うことは、サッカー面では打撃だが、彼はキャリアの最盛期のようなプレーをPSVで見せることは少なかった。それでも、移籍すればPSVに財政面でもたらすものがある。ゲッツェは年俸300万ユーロ(約4億3000万円)であり、クラブ最高額だからだ」と報じ、移籍市場で動くためにも、ゲッツェの放出は理にかなっているとしている。
移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者も、「ゲッツェは、フランクフルトと契約を結ぶ。契約は2025年までになる。契約解除金である400万ユーロ(約5億7000万円)がPSVに支払われた」と、報じている。
ドルトムントやバイエルンで活躍したゲッツェだが、今季はオランダ1部リーグで29試合に出場して4得点4アシストを記録していた。母国に戻り、再び輝かしいプレーを見せてくれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)