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サンチェスはスアレスと同格! 超一流ストライカーを獲れないアーセナル指揮官が解決策明かす
“どケチオファー”で獲得に失敗したスアレス
そして、ベンゲル監督はチーム浮沈の鍵を握るサンチェスに、かつて獲得を熱望しながら取り逃したストライカーの姿を重ねている。
「彼のクオリティーはルイス・スアレスに似ている。彼は技術的にトップだ」
アーセナルは2013年に、当時リバプールでプレーしていたスアレスの獲得を目指したが、違約金に設定されていた4000万ポンドにわずか1ポンドを加える4000万1ポンドという“どケチオファー”にリバプールが激怒。当時のリバプール主将MFスティーブン・ジェラード(現LAギャラクシー)の必死の説得もあってスアレスは残留を選択し、その1年後にバルセロナへ移籍した。
元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー(現フェネルバフチェ)を放出して以降、アーセナルにはワールドクラスのストライカーがいない。ジルーの他にも、イングランド代表FWテオ・ウォルコットや負傷離脱中の同FWダニー・ウェルベック、若手FWチュバ・アクポムらが控えているが、ワールドクラスとは言い難い状況だ。ベンゲル監督はかつてサイドアタッカーだったファン・ペルシーと伝説的名手ティエリ・アンリを世界トップクラスのストライカーに成長させた手腕の持ち主だ。
サイドアタッカーとして世界屈指の実力を見せているサンチェスのコンバートが、問題山積のアーセナルの解決策の一つとなるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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