名将ペップ、条件付きでベルナルド・シウバの退団容認か 「アンハッピーな選手を置いておきたくない」
バルサがオランダ代表MFデ・ヨングの退団に備えてベルナルド・シウバをリストアップ
イングランド1部マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバは、スペイン1部FCバルセロナから関心を示されている。本人はバルサ移籍に対しても前向きだとされるが、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も、選手を条件付きで、とどめておきたい考えを示している。英紙「メトロ」が報じている。
プレミアリーグ連覇を達成したシティは、ドイツ1部ドルトムントからノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドを獲得した。その一方で、ブラジル代表FWガブリエル・ジェズス、イングランド代表FWラヒーム・スターリングは今夏限りで退団するのではないかと報じられている。
そうしたなか、バルセロナはマンチェスター・ユナイテッドに関心を示されているオランダ代表MFフランキー・デ・ヨングの後釜として、シウバに目を付けたという。しかし、グアルディオラ監督は、2025年まで契約を残すシウバが基本的には、来シーズンもチームにとどまることになるという考えを示している。
「今日時点の私の考えでは、ベルナルド・シウバは来シーズンもマンチェスター・シティで続けるだろう。クラブとして、私たちのゴールは、彼と一緒にいることだ。これは私たちの考えだが、ただし、私はアンハッピーな選手をシティに置いておきたくない」
シウバ自身が移籍を希望して、クラブに対して不満を残さない限りは、残留させるとグアルディオラ監督は語った。
現在、財政難により、選手補強に制限がかかっているバルセロナは、現在所属している選手を放出しない限り、新しい選手は獲得できない状況にある。そのなかで、シャビ・エルナンデス監督の率いるクラブは、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキと、シウバの獲得を希望しているとされるが、果たして2人をチームに加えることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)