C・ロナウド、名将モウリーニョ率いるローマ行きの可能性浮上 最大の難関は35億円の年俸と伊指摘
テン・ハフ新監督との関係性に注目
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、新シーズンに向けて元アヤックスのエリック・テン・ハフ新監督との関係性が注目される。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、かつての指揮官がいるイタリア1部ASローマ行きの可能性を報じている。
ユナイテッドは昨季途中にラルフ・ラングニック氏が暫定監督に就任し、シーズン終了後の強化部門ダイレクターへの転身を当初から予定していた。その流れでやってきたテン・ハフ新監督は、ユナイテッドの選手たちについて「計画に合うかどうか」という言葉も残してフラットに見ていく姿勢を見せている。
それはロナウドも例外ではなく、レポートでは「新監督にとってロナウドはチームを支える柱ではなく、ポーン(チェスの駒)の1つでしかない」と言及。そして、ユナイテッドは新監督とロナウドの摩擦を望まないため、ロナウドが望めば退団を認めるだろうとしている。
その状況下では、ロナウドの出身クラブであるポルトガル1部スポルティングCPのほか、その勝者のメンタリティーから共感しているジョゼ・モウリーニョ監督の率いるローマ行きの可能性を指摘。ユベントス時代のプレーを見ても、セリエAでは十分すぎるほどのゴール能力を示している。
一方で、最大の難関として手取り2500万ユーロ(約35億円)の年俸を挙げ、それを「今のところ誰も払えないし、誰も払いたくないもの」とした。ロナウドと新監督の関係は波乱含みなものとして注目されているが、まさかの結末が待つ場合もあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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