6月18日の札幌戦でFW興梠慎三を手玉に取る

　川崎フロンターレのMF大島僚太は、6月18日に行われたJ1リーグ第17節・北海道コンサドーレ札幌戦（5-2）で約3か月ぶりの戦列復帰を果たした。Jリーグ公式ツイッターは、フル出場した10番の華麗なテクニックにスポットライトを当てている。

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　プロ12年目を迎えた大島は今季、開幕戦のFC東京戦（1-0）にフル出場するも、その後は途中出場やベンチ外の試合が続いた。

　5月3日、3月30日のトレーニングで負傷し、右足関節靭帯損傷、右近位脛腓靭帯損傷により、全治8～10週程度を要する見込みとクラブから発表され、長期離脱を余儀なくされた。6月18日の札幌戦では、3月19日のJ1リーグ第5節サンフレッチェ広島戦（2-0）以来となる今季リーグ戦4試合目の出場。アンカーとしてフル出場し、3試合ぶりの勝利に貢献したなか、Jリーグ公式ツイッターが前半26分のプレーを取り上げた。

　札幌FW興梠慎三が蹴り込んだボールを川崎DF谷口彰悟が頭でクリアし、大島が自陣でこぼれ球を拾う。背後から興梠がプレッシャーをかけにきたなかで、トラップ直後に素早く反転して股を抜いて置き去りにし、カウンターを発動させた。

　Jリーグ公式ツイッターは、「咄嗟に股を抜いてしまう大島僚太選手驚異の股抜き。華麗に抜き去るテクニックの高さに注目です」と動画を公開すると、ファンからは「大島らしさ全開」「マジで上手かった」「キングがいれば負けない」「大好物すぎる」「大島が出ている試合はチケット代、倍にしてもいいくらい見る価値がある」といった感嘆の声が上がっていた。