新星ヴィニシウスがレアルと4年の契約延長へ 契約解除金は1417億円、7月に公式発表と英報道
PSGは年俸49億円のオファーを提示したと報道
スペイン1部レアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは、クラブとの契約が2024年までとなっている。これまでも残留希望をしていたなか、英紙「メトロ」によると、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)からの巨額のオファーを受けたが、契約延長が発表されると報じている。
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2021-22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝リバプール戦(1-0)で決勝ゴールを挙げ、レアルを史上最多14度目の欧州制覇に導いたヴィニシウス。21歳の新星は、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(PSG)、ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(ボルシア・ドルトムント→マンチェスター・シティ)と同様に、今後のサッカー界で大きな期待を集める若手として注目を集めている。
今夏の移籍市場では、ムバッペがPSGとの契約を延長して、レアル・マドリード移籍が実現しなかったことが話題となっているが、PSGはレアルの新星にも強い関心を示していたようだ。
記事によると、ヴィニシウスにはPSGだけでなく、イングランド1部マンチェスター・シティ、リバプール、チェルシーという来季のCL出場権を獲得している3クラブも獲得に乗り出していたという。しかし、移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ヴィニシウスとレアルの契約延長交渉は「完了し、サインされた」としている。公式発表は7月に行われる予定で、契約解除金は10億ユーロ(約1417億円)に設定されているという。
PSGは、ヴィニシウス獲得に向けて2021年11月から動いていたとされ、3430万ユーロ(約49億円)の年俸を準備していたという。この金額は、レアルと結んだ新契約の4倍に近いものだとされており、記事では「スペインにとどまることを心に決めて、断った」と、クラブへの深い想いがあると報じている。
(FOOTBALL ZONE編集部)