怪物ロナウド所有のバジャドリード、D・アウベス&マルセロのベテランSBを“両獲り”か
レアル退団のマルセロに続き、バルサ退団のダニエウ・アウベスの獲得にも乗り出す
元ブラジル代表FWロナウド氏がオーナーを務めるバジャドリードは、2022-23シーズンからスペイン1部リーグに昇格する。スペインのトップディビジョンでの戦いに向けた戦力補強として、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(FCバルセロナ)と元ブラジル代表DFマルセロ(レアル・マドリード)の両ベテランサイドバックの獲得に目指しているようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
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ダニエウ・アウベスとマルセロは、それぞれバルセロナとレアルとの契約が2021-22シーズンをもって満了を迎え、現在は移籍金ゼロでの移籍が可能となっている。2018年からブラジル代表のレジェンドであるロナウド氏がオーナーを務めるバジャドリードは、これまでもマルセロの獲得に動いていたとされるが、現役ブラジル代表でもあるダニエウ・アウベスの獲得にも乗り出すようだ。
記事によると、「昨シーズン、シャビ・エルナンデス監督の就任後、最初の加入選手としてバルサに加わったダニエウ・アウベスは、冬に開催されるカタール・ワールドカップ(W杯)出場を実現するためにも、最低でも2022-23シーズンの前半戦はクラブとの短期契約を更新することを希望していた。しかし、契約が更新されなかったことで、ベテラン右サイドバックはフリーエージェントとして新しいクラブを探すこととなる」と報じている。
ダニエウ・アウベスは、バルセロナに加入後のシーズン後半戦だけで、公式戦17試合1得点という数字を残している。これまで、ブラジル代表として122キャップ数を記録して、コパ・アメリカ(南米選手権)やオリンピックでも優勝を経験している一方で、W杯ではタイトルを獲得していないため、カタールでの成功を目指している。
また、レアルでもクラブ最多となる25のタイトルを獲得したマルセロは、ブラジルへの帰国が報じられていたが、まだ欧州で戦いを続ける可能性が出てきているという。レアルでは、スペイン人以外で初となるキャプテンも務めていた。
欧州でも、数々のタイトルを勝ち取っている両サイドバックが加入すれば、バジャドリードにとって大きな戦力プラスになるはず。ロナウド氏は、最終ラインに世界屈指のベテランコンビをチームに加えることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)