チェルシー、今夏スターリング獲得の可能性 退団噂のルカク後釜へ浮上と英メディア報道
シティで序列低下のスターリング、幼少期を過ごしたロンドンへ?
ベルギー代表FWロメル・ルカクは昨夏に鳴り物入りでチェルシーに復帰したが、期待された活躍はできず、わずか1年での退団が噂されている。英メディアによれば、チェルシーはルカクが退団した場合、マンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングを獲得する可能性が浮上しているという。
ルカクは2019年から2021年まで2シーズンインテルに在籍。セリエAでゴールを量産し、20−21シーズンにはリーグ制覇に貢献した。昨夏に14年以来となるチェルシー復帰を果たしていた。
しかし、クラブ史上最高額の9750万ポンド(約160億円)での加入で期待が大きかったにもかかわらず、プレミアリーグでは26試合で8得点と振るわず。シーズン全体でも44試合15得点に留まった。期待外れに終わったルカクはチェルシーを1年で退団し、インテルへ復帰するとの噂が過熱している。
そうしたなかで、チェルシーはすでにルカクの後釜を探し始めているようだ。英紙「デイリー・ミラー」は、ロンドンのクラブがルカクを放出した場合、代役として王者マンチェスター・シティのFWスターリングの獲得に乗り出すと報じている。
27歳のスターリングは23年でシティとの契約満了を迎えるが、現時点では契約延長の話に進展がなく、フリーでの退団を避けるために今夏に売却に出される可能性がある。チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督はスターリングを気に入っており、彼を獲得できるならルカク放出を受け入れるだろうとレポートされている。
ペップ・グアルディオラ監督の下では序列を下げたスターリングだが、まだ27歳と若く、環境次第では十分に活躍できるポテンシャルがあるはずだ。幼少期をロンドンで過ごしている点も移籍に影響を及ぼす可能性もありそうだ。チェルシーは今夏の移籍市場でも新たなビッグネームをチームに迎え入れることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)