途中出場のマルシーニョ、三笘薫やジュニーニョ彷彿の圧巻スピードを披露

　J1川崎フロンターレは、ホームの等々力陸上競技場で行われたJ1リーグ第17節・北海道コンサドーレ札幌戦で5-2と圧勝。ゴールラッシュとなったなかで、FWマルシーニョの得点シーンが反響を呼び、ファンからは「三笘が憑依した」との声まで上がっている。

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　直近3試合で未勝利（1分2敗）と失速していた川崎は、この重苦しいムードを引きずるように前半28分に先制ゴールを献上。同42分にFW家長昭博のゴールで同点に追いつくも、後半21分に勝ち越しゴールを許す展開となる。

　それでも後半13分に途中出場したFW小林悠が、同24分＆41分にゴールを決め逆転に成功。さらに同44分に家長がこの日2点目となるゴールを決めてリードを広げると、同アディショナルタイム6分にはマルシーニョが魅せる。

　相手フリーキック（FK）のこぼれ球をハーフエーライン手前で拾うと、前方のスペースめがけて急加速。自慢のドリブル突破で相手を1人、2人とかわし、ペナルティーエリア内へと持ち込む。最後は追いすがる札幌MF菅大輝を巧みにかわし、右足でダメ押しとなる5点目を決めた。

　マルシーニョのドリブル突破からフィニッシュまでの一連のシーンが、Jリーグ公式YouTubeチャンネルで公開されると、ファンからは「三笘が憑依したよう」「ジュニーニョを思い出す」「早すぎて最高」など驚きの声が殺到。さらなる活躍を予感させた助っ人のプレーに、ファンの目が釘付けとなっていた。