酒井宏樹、日本代表“帰還”へ順調アピール トレーニングで躍動感、実戦復帰が間近
右足手術後に順調な回復、6月14日には全体練習に合流
浦和レッズの日本代表DF酒井宏樹が、6月19日にメディアと一部クラブ会員に向けて公開されたトレーニングで躍動感のある姿を見せた。
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酒井は4月のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイ遠征中に負傷し、右足第5中足骨に対して保存療法を継続していたものを5月3日に手術を実施。その時点では全治2か月とされていたが、クラブスタッフによると6月14日には全体練習に合流しているという。
この日はリーグ第17節名古屋グランパス戦(3-0)の翌日とあり、プレータイムの長かった選手たちは軽いメニューで終了。逆に、酒井らのメンバーは5対5や6対6で強度のあるメニューが実際されていた。リカルド・ロドリゲス監督からも「インテンシティー!」という声が掛かるなか、元スウェーデン代表MFダヴィド・モーベルグとの迫力ある1対1を展開するなど、復帰に向けてコンディションを高めている。
6月の日本代表活動は完全に見送る形になったが、それでもドイツやフランスで長年プレーしてきた経験と強靭なフィジカルは右サイドバックのレギュラー最有力候補。今後、7月に国内組で臨むE-1選手権や、9月の国際親善試合を経て11月のカタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表にとっても、酒井の実戦復帰が間もないとみられることは朗報だと言えそうだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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