リベリーのドルトムントDFに対する悪質なプレーに非難殺到 同僚ラームも苦言呈す

ドイツスーパー杯で起きたパスラックに対する暴力行為が物議を呼ぶ

 バイエルン・ミュンヘンの元フランス代表FWフランク・リベリーはドルトムントとのドイツスーパー杯で、18歳のDFフェリックス・パスラックへの暴力行為が問題視されている。これを受け、バイエルンの主将DFフィリップ・ラームが苦言を呈している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 リベリーは2-0で勝利したドイツスーパー杯に先発出場。前半28分にドルトムントの右サイドバックを務めるパスラックと競り合った際に、背後からの激しいプレッシャーに腹を立てたリベリーは左腕を上下に大きく振り払い、パスラックの顔面に2度の肘打ちを見舞う蛮行に出た。両チームの選手がヒートアップして乱闘寸前の騒ぎとなったが、このプレーではリベリーとパスラックの2人にイエローカードが提示された。リベリーの悪質なプレーは退場がふさわしいとの批判が集中している。

 試合後、被害を受けたパスラックが「ブンデスリーガだったらレッドカード」と振り返り、ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督も「デジャブだ」と、これまでもたびたび暴力的なプレーを見せてきたリベリーを非難した。

 チームメートのラームも、あまりに悪質なリベリーの振る舞いをさすがに擁護しきれないようだ。フランス人アタッカーの気性の荒さに苦言を呈し、改善を求めている。

 

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