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バルサ&マドリード勢の「三強体制」に拍車がかかるリーガ セビージャ清武は“鬼門”突破なるか
2016-17シーズンがいよいよ開幕! 優勝候補&日本人選手の動向をチェック
リーガ・エスパニョーラは現地時間19日に、2016-17シーズンの熱戦の火ぶたが切って落とされる。近年はバルセロナとレアル・マドリードの二強体制に、闘将ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレチコ・マドリードが割って入る構図が続いているが、今季はリーガ屈指の名門セビージャ加入を果たした日本代表MF清武弘嗣の“鬼門“突破にも大きく注目が集まる。
城彰二氏(現サッカー解説者)や大久保嘉人(現川崎フロンターレ)、中村俊輔(現横浜F・マリノス)ら過去8人の日本人選手がリーガに挑んだが、現在エイバルに所属するMF乾貴士を含めて不動のレギュラーとなった選手はおらず、欧州組にとって“鬼門”とも言われるリーガだが、セビージャの敏腕SDモンチにその実力を買われた清武は、プレシーズンでジンクスを覆す可能性を感じさせた。
加入直後の内転筋負傷により出遅れたものの、今季から指揮を執るホルヘ・サンパオリ監督は清武の技術と豊富な運動量を評価。UEFAスーパー杯レアル戦、バルサとのスペインスーパー杯第1戦では異なるポジションで先発起用され、プレースキッカーも任されるなど、現時点ではスタメンに近いと見られる。
チーム自体も2012年から率いたチリ代表でその名を世界に轟かせ、15年南米選手権で初優勝に導いたサンパオリ監督の下、ハイプレスと丁寧なポゼッションを両立させるスタイルとの戦術的相性は良好。とはいえ、清武のポジションにはMFパブロ・サラビア、ガンソら新加入選手が控えており、不動の存在となるためにはコンスタントに結果を残すことが求められる。