U-21日本代表、アジア杯3位の座掴む! オーストラリアに3-0快勝、“パリ五輪世代”が躍動
U-23アジア杯・3位決定戦で豪州と対戦、MF佐藤恵允の先制弾などで勝利
U-23アジアカップは現地時間6月18日に3位決定戦が行われ、日本はオーストラリアに3-0で勝利し、今大会を3位で終えた。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
2024年パリ五輪を目指すU-21代表チームで出場している大岩剛監督率いる日本は、ウズベキスタンに0-2で敗れた準決勝からスタメン7人を変更。FW鈴木唯人、MF藤田譲瑠チマ、DFチェイス・アンリらが先発から外れ、今大会のグループステージで1ゴールをマークしているMF松木玖生、FW中島大嘉らが名を連ねた。
立ち上がりから積極的に前に出た日本は前半7分、早々と試合を動かす。DF内野貴史からの左クロスは一旦クリアされるも、ペナルティーエリア内へのこぼれ球を拾ったMF佐藤恵允が角度のないところから左足シュート。これがバーを叩きながらゴールに吸い込まれ先制に成功する。
これでペースを握ると、前半22分には敵陣中央へ侵入したMF三戸舜介がクロスバー直撃のシュートを放つなど、優位に展開。オーストラリアに時折攻め込まれる場面こそあったが、危なげない対応で決定機へと持ち込ませない。逆に同40分、MF山本理仁のコーナーキックが相手のオウンゴールを誘い、前半を2-0で折り返す。
前半同様、後半もパスワークで相手を揺さぶりつつ、幅広く攻撃を仕掛けた日本は、敵陣バイタルエリアまでボールを持ち込むものの、シュートまで持ち込めない場面が目立つ。オーストラリアの攻勢を受けるシーンも見られたが、GK鈴木彩艶を中心とした守備陣がゴールを割らせない。
すると日本は後半19分、DF半田陸のスルーパスに反応し、敵陣PAに侵入した松木のクロスを途中出場のFW藤尾翔太が豪快に蹴り込んでリードを3点に広げる。これでほぼ勝利を決定付けると、最後まで相手の反撃を無失点に抑え快勝。通算5回目となった今大会を3位で締め括った。