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【天才キッズ】アトレティコ戦でゴール、スペイン留学の誘い 名手デ・ブライネに憧れる小学4年生、海を越える日も近いか
家族の熱心な取り組みや姿勢がプラスに作用、今春にスペイン遠征と1か月の短期留学
お父さんは地元にサッカーのスポーツ少年団がなかったために野球を選択したところもあり、実はもともとかなりのサッカー好きで、社会人になってからは週に4回もフットサルをやるほど。その熱で地元の子供たちのためにサッカースクールを立ち上げるまでに至った。長男の育成とともにご自身もより学びを深め、サッカー以前の基本的な身体の使い方、アスリートとしてのメンタルの保ち方、脳、心、身体操作、すべてのつながりを意識させる取り組みを行ってきた。
本企画ではお馴染みの大阪の名門スクールKSA(kohdy soccer academy)からも大きな刺激を受けたという。お父さんの学びとともに成長してきた兄・キヨトがグローバルエリートキャンプで優秀選手に選ばれたことは、本人のみならず家族の自信につながり、さらなるモチベーションになったという。お父さん、息子たちの日々の努力はお母さんにも伝染し、お母さんはスポーツ栄養士の資格を取り、食事、生活面からしっかりと家族をサポートしている。
家族というチームの中でも各自の日頃からの取り組みやその姿勢が周りに影響し、それがプラスに作用することは、チームにとって非常に重要であり常に意識しているとお父さんは語る。充実の環境で育った兄たちを見ている弟の理人(ミチト・小学2年生)も楽しみな存在だ。
この春にスペイン遠征と1か月の短期留学の夢を果たしたセイタ。スペインでも本番の強さは健在で、アトレティコ・マドリードとの試合でも見事に得点を決めた。そんな活躍にスペインのチームへの留学の誘いもあるそうで、本人も日々スペイン語を勉強している。
セイタが海を越えて羽ばたいていく日も近いだろう。
パウロ吉田
パウロ・ヨシダ/世界65か国以上を旅するクリエイティブアスリート。多様なスポーツに精通し、それらを実践している。日本の体育教育をカルチャーに変えるべく、さまざまな競技にさまざまな角度から刺激を与えている。好きなサッカー選手はジョージ・ウェア。