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【天才キッズ】アトレティコ戦でゴール、スペイン留学の誘い 名手デ・ブライネに憧れる小学4年生、海を越える日も近いか
未来のスター候補生を発掘「BLAZE A NEW PATH~天才キッズを探せ No.62」
日本サッカー界の未来を担う将来有望な天才キッズを探す「FOOTBALL ZONE」の連載「BLAZE A NEW PATH」(新しい道を切り開く)。謎のスカウトマン・パウロ吉田が日本全国を回って未来のスター候補生を発掘するなか、今回は山梨県在住の小学4年生・相原誠太くんに迫る。(取材・文=パウロ吉田)
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今回紹介するのは山梨県に住む小学4年生(取材時3年生)の相原セイタ選手。お父さんは小学校の頃は全国大会に出るようなチームで野球を、お母さんは陸上とバレーボーを、県大会に出場するレベルでやられていたというスポーツ好きのご両親だ。
現在中学1年生の長男・清人(キヨト/小6、中1時ナショトレ関東)がサッカーをやっていたため、セイタが生まれた時から生活の中にサッカーが存在した。ちなみに兄・キヨトはサッカーを始めた幼児期はお父さんとの対面の練習がほとんどだったためか、あまりのめり込まなかったが、年長時に従兄弟に誘われたサッカーでゲームの楽しさを知り一気にのめりこんでいった。
セイタは山梨の名門チームFORTUNAに年中から入り、初日から1つ上のカテゴリーでプレーしていた。年長時には小学1年生のチームでプレーしていたため、サッカーチームのバスが幼稚園に迎えにきていたというエピソードも。セイタの一番のストロングポイントは、サッカーだけではなく普段の生活から本番にめっぽう強い点だ。
幼稚園の年長時に初めて参加した泊まりの合宿大会(U-7)でも一切物怖じすることなく、8対8の15分マッチで20点取ったり、昨年のU-10県大会決勝戦(本人は一学年下の3年生で参加)でのヴァンフォーレ甲府戦では0-1の状況でラストワンプレー、ハーフラインからのフリーキックを直接ノーバウンドで決めたりしたプレーは、セイタの本番の強さを象徴するシーンだった(延長で敗戦)。
パウロ吉田
パウロ・ヨシダ/世界65か国以上を旅するクリエイティブアスリート。多様なスポーツに精通し、それらを実践している。日本の体育教育をカルチャーに変えるべく、さまざまな競技にさまざまな角度から刺激を与えている。好きなサッカー選手はジョージ・ウェア。